外壁塗装用の塗料には、どんな種類があるの?~特徴から耐用年数、相場まで~

こんにちは、茨城県土浦市のTRUSTです。

外壁用の塗料を選ぶとき、いくつか種類があって悩む方も多いのではないでしょうか。

外壁はメンテナンスが必要な部分のため、いつ、どれぐらいの費用がかかるのか? あらかじめ計画を立てておくと安心です。そのためには、それぞれの塗料の特長や耐用年数、さらに価格相場を踏まえた上で決定する必要があります。

今回は、それぞれの塗料の特長や相場について解説します。


■4つの塗料の特長と耐用年数、相場を比較

外壁に使われる塗料は、大きく4つの種類に分かれます。それぞれのメリットやデメリットはどうでしょうか。


・ウレタン(価格相場:42万円前後/25坪)

柔らかく密度が高いことから、汎用性が高い素材です。安価ですがひび割れもしにくく、艶ありタイプには光沢感があります。高級な雰囲気を演出したいときにもぴったりです。

耐用年数は5~7年程度と、他の素材と比べて短くなる傾向です。また紫外線の影響で変色しやすく(黄変)、水に反応しやすい(雨の日や湿度が高い日の塗装作業はNG)といったデメリットがあります。


・シリコン(価格相場:46万円前後/25坪)

ウレタン素材と比べて硬く、汚れにくい素材です。撥水性があるため、雨や泥水にも強いことで知られます。また湿気を通す性質があるため内部に水分がこもりにくく、藻やカビの発生も防いでくれる他、約600℃の超高温にも耐える熱に強い素材でもあります。

耐用年数は7年~12年程度です。ウレタン等と比べるとひび割れしやすく、やや扱いにくいのがデメリットです。また高級感や対候性では、より高価格帯のフッ素材に劣ります。


・フッ素(価格相場:56万円前後/25坪)

汚れにくく摩耗が少ない耐久性に優れた素材です。紫外線や雨風にも強く、他の素材と比べて対候性が良いのがメリットです。また摩耗しにくいため、美しい光沢が長期間続きます。

耐用年数は12年~20年程度と、ウレタン・シリコンと比べて長持ちです。

一方デメリットは、やや高価なこと。また外壁材としての認知度が低く、美しく仕上げるためにはある程度の知識と経験を要します。またフッ素には艶消し(マット)タイプが存在しないため、バリエーションの幅も狭まっています。


・無機ハイブリッド(価格相場:63万円前後/25坪)

半永久的な耐久性を持つ無機物に、合成樹脂を混ぜて塗装剤にしたものです。フッ素よりもさらに耐久性が高く、防藻、防カビ、防汚性が強いです。また有機塗料と比べて燃えにくいため、火事に強い素材とも言えます。

耐用年数は12年~20年とも言われており、非常に長持ちです。

デメリットとしては、他の素材と比べて高価なこと。また、素材が硬いためにひび割れしやすい点にも注意が必要です。



■外壁のメンテナンスサイクルの考え方

耐用年数の長い塗料を使えば、メンテナンスサイクルも長くでき、結果的にコストを抑えることも可能です。

しかし、ただ長持ちすれば良いという訳でもありません。

メンテナンス(塗り替え)の期間が長くなれば、その分外壁は汚れ、痛みやすくなっていきます。20年持つから20年そのまま何もしなくても良い、という風にはならないのです。


■まとめ 

今回は4つの外壁塗料について解説しました。

それぞれの素材のメリット・デメリット以外に、定期的なメンテナンス必要性も考慮して選ぶ必要があります。耐久年数が長いからといってやみくもに高価な塗料を選ぶのではなく、ご家族の資金計画に合った無理のない選択が重要です。

TRUSTでは、将来のメンテナンス計画まで考えた提案を行っています。どうぞお気軽にお問い合わせください!


<TRUSTへのお問い合わせはこちらへ!>

https://trust-corporation1988.jp/contact


アーカイブ

人気記事