屋根は、どのぐらい持つの?~屋根材ごとの耐用年数をまとめました~

こんにちは、茨城県土浦市のTRUSTです。

家をリフォームするとき、屋根を葺き替え(ふきかえ)出来ることはご存知ですか? 葺き替えとは、屋根を塗装し直すのではなく、古い屋根材を剥がして新しいものに入れ替える作業を差します。屋根材にも寿命がありますので、定期的にメンテナンスすることが必要なのです。 

今回は、屋根材の基本と葺き替え時期の目安について解説します。 


■屋根の葺き替えが必要な理由 

屋根材は、家を建てたらずっとそのまま…という訳にもいきません。他の部分と同様に損傷したり、経年劣化していまいます。そんなときは屋根の葺き替え工事をすることで、我が家を新築さながらのピカピカ屋根に生まれ変わらせることができるのです。 


■屋根材の種類と葺き替え時期の目安

 ・スレート(化粧スレート、天然スレート) 



セメントと繊維を混ぜたものを「化粧スレート」、天然の岩盤から作ったものを「天然スレート」と言います。天然スレートは希少で高価なため、一般的なスレート屋根として出回っているもののほとんどが化粧スレートです。 

瓦と比べて軽く、比較的安価で丈夫な素材です。カラーバリエーションも豊富で、ありとあらゆるニーズに対応できる万能さが人気です。 

スレートの葺き替え時期の目安は、10~20年程度です。 


・瓦(セメント、釉薬瓦などいくつか種類あり) 


瓦と言っても、セメント製のものや日本瓦、洋瓦と種類は様々です。 昔ながらの日本家屋を思い起こさせる日本瓦は、30年程度の耐用年数がある丈夫な屋根材です。 

瓦の葺き替え時期の目安は、20~50年です。セメントや和瓦、洋瓦と種類によって耐用年数が変わります。 


・ガルバリウム 


アルミニウムと亜鉛合金のめっき鋼板で、軽量性と耐久性が特徴です。金属製でもサビにくく、耐用年数が30年を超えるケースも多々あります。瓦と比べて耐震性に優れていることもメリットですが、雨水が溜まりやすい水平な屋根には向きません。 

ガルバリウムの葺き替え時期の目安は、20~40年です。

 

・トタン

 


トタンとは、亜鉛にめっきをした金属屋根材です。軽くて安価ですが他の屋根材と比べて耐久性が低く、現在は一般家庭の屋根材として使われることは少なくなりました(一部、簡易的な倉庫の屋根等に用いられることはあります)。 

トタンの葺き替え時期の目安は、6~20年です。 


■屋根を剥がさない「カバー工法」もあります

屋根の全面葺き替えは、工事の手間がかかるものです。一方のカバー工法(重ね葺き)は、古い屋根の上に防水シートを被せ、さらにその上から新しい屋根材をかぶせる方法で、施工期間も短く済みます。 



 ■まとめ

以上が屋根の葺き替えの説明でした。屋根のメンテナンスには、屋根の状態を正確に分析できる知識やノウハウが必要です。 TRUSTは施行実績も多く、茨城県ならではの気候風土も鑑みた判断も得意としています。 気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください! 


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